石破氏陣営は必勝カレーで気勢、涙の村上誠一郎氏「勝つぞー」 党員票1位見通しも報告

自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長(67)の陣営は27日午前、投開票を前に国会内で決起集会を行った。石破氏は3年3カ月の民主党政権下の野党時代を振り返り「安倍晋三総裁のもと、幹事長として全力を尽くした。あのときの思いに立ち返りたい。自由闊達な議論ができる自民党、公正公平な自民党、謙虚な自民党(を取り戻す)。国民に正面から向き合い、悲しい人、苦しい人、困った人、どうして分かってくれないのかと思う人たちの思いに応えるため、国難を一致して乗り越えるため、最後まで全力を尽くしたい」と語った。

岸田文雄首相(党総裁)に対しては、「自民党を立て直すために、いろいろな批判にけじめをつけるために大変な決断をした。われわれはその思いに応えていかないといけない」と語った。

あいさつに先立ち、選対本部長を務める岩屋毅元防衛相は、石破氏が党員・党友票で1位になったとの見通しを報告した。

「ガンバローコール」を担当した村上誠一郎元行政改革担当相は「今後の戦いは日本存亡の危機。投票箱の蓋が閉まるまで石破候補のために勝つぞー、勝つぞー、勝つぞー」と涙ながらに絶叫。その後、陣営は一緒にカツカレーを食べ、必勝を期していた。

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