斎藤知事、不信任決議から1週間「やはり苦しかった」 出直し選では政党推薦求めず

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題で、自動失職して出直し選挙に立候補すると表明した斎藤氏は、26日の記者会見で、不信任決議から会見までの1週間について「やはり苦しかった」「全会一致で不信任でしたから」などと率直な思いを吐露した。

県議会で不信任が決議された後、「自分のふがいなさ、何か間違っていたことがあったのかな」との考えや、「それでもやはり県政を頑張ってみたい」との思いなどが渦巻いたと説明。ただ、知事に就任してからの3年間は「私としては一生懸命仕事してきたつもり。それなりに胸を張ってやれるものはあったと思う」と強調した。

今回、出直し選に立候補するとの選択については「もう一度、もし斎藤に県政を託そうということになれば、それは一つの県民の皆さんの判断にもなりますから そこにやっぱり一度(選挙で県民に)聞いてみたい」と率直な思いを語った。

そのうえで、出直し選では、政党の推薦などを求めない考えを示した。「どこの政党のお力を借りるのも難しいと思う。今回は1人でやっていくことになり大変だと思うが、自分流の選挙をやる」と述べた。

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