「高市さんに勢い」自民総裁選で山本一太知事が群馬情勢を分析 支援の河野氏は「厳しい」

群馬県の山本一太知事は19日、告示から1週間が過ぎた自民党総裁選の県内情勢について、「高市(早苗経済安全保障担当相)さんに勢いがある」と語り、自身が支援する河野太郎デジタル担当相については「厳しい」との感触を述べた。

河野氏は15日、県内の高崎市を訪れ業界団体トップらと意見交換したが、山本知事は河野氏から「群馬方面に行くので県民の方と話をする機会を設けてほしい」と請われ快諾、約100人を集めたという。

「河野さんの話自体は、彼の豊富な閣僚体験を語ったもので、聴衆も興味深く聴いてくれた」としたが、「情勢は、なかなか厳しい」と気を引き締めた。

高市氏については前回総裁選でも後半、猛烈に追い上げられたことを振り返り「今回も非常に強い」。さらに若手で人気の高い小泉進次郎元環境相や小林鷹之前経済安保担当相、さらに経験豊富な石破茂元幹事長の名も挙げ、「危機感をもって、(河野氏支援を)ちゃんとやらないと」。ただ県内情勢については改めて「高市さん、そして小泉さんかなあ」と述べた。

ジャンルで探す