「感情高ぶり申し訳なかった」斎藤兵庫県知事、県議会からの辞職要求受け会見

兵庫県の斎藤元彦知事の疑惑が文書で告発された問題で、県議会最大会派の自民など4会派は12日、無所属議員4人と共同で斎藤氏の「即時辞職」を申し入れた。自民などは不信任決議案について9月議会で提出する方向で調整している。斎藤知事は申し入れを受け、記者団の取材に応じた。

-全議員からの辞職要求の申し入れを、どう受け止めたか

内容についても拝見したが私の政治姿勢に対する大変厳しい指摘を受けた。しっかり真摯に受け止めなければならない。今の思いとしては、文書問題の調査への対応、これから9月議会が始まるので県民生活を支えるために補正予算を出していく。物価がたいへん上がっている。具体的に家計応援キャンペーンということでプレミアム付きの商品券的なものをさせていただく予定だ。100億円の補正予算を提出させていただく。来年度予算についての議論も今本格化している。議会からの指摘はたいへん重い。私自身も、至らない点、良くない点もあるかと思うが、それでもなお県政を担をわせていただきたい。

-不信任決議案の可決の動きが本格化する

不信任決議案が提出可決されれば私としては法律にのっとってさまざまな選択肢があるのでそれをしっかり考えていく。

-昨日、涙する場面もあったが、迷いや不安は

それは私も人間で一人の斎藤元彦という個人なので昨日は感情が高ぶりたいへん申し訳なかった。やはり日々の文書問題に関して百条委への対応もそうだが、緊張したり不安になったりすることはある。

-全会派からの辞職要求は異例

こういった状況になっていることは私の努力が至らなかったからだ。心から申し訳ないと思っている。

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