富士山に鉄道通す構想を断念 LRT以外の交通手段検討へ 山梨県
山梨県が推進する「富士山登山鉄道構想」について、県が次世代型路面電車(LRT)による整備を断念することが18日、県関係者への取材で分かった。今後は鉄道以外の交通手段を検討するという。
登山鉄道構想は長崎幸太郎知事の公約で、富士山のふもとから5合目につながる道路「富士スバルライン」上に線路を敷いて、LRTを走らせる構想だった。
構想では来訪者に登山鉄道を利用してもらうとともに、スバルラインでの一般車の通行を規制。オーバーツーリズム対策が求められている富士山への来訪者数を、コントロールする狙いがあった。
■10月には「LRTで実現可能」と見解
11/18 10:40
朝日新聞社