4歳児虐待死 母親に懲役6年の判決 裁判長「身勝手かつ短絡的」と指摘した一方で「長女と次女が被告が戻ってくることを願っている」

4歳の娘に暴行を加え、死亡させた罪に問われた母親に懲役6年の判決です。

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起訴状などによりますと、三重県津市の工場作業員 中林りゑ子被告43歳は、去年5月、自宅アパートで当時4歳の娘ほのかちゃんを、机の上から転倒させるなどして、死亡させた傷害致死の罪に問われています。

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8日津地裁で開かれた判決公判で西前征志裁判長は、「育児が思い通りにいかないことへの苛立ちから、安易に連日暴行に及んだ。犯行に至る経緯及び動機は、身勝手かつ短絡的」と指摘した一方で、「凶器は使っておらず、長女と次女が中林被告が戻ってくることを願っていることは、有利な事情だ」として、懲役8年の求刑に対し懲役6年を言い渡しました。

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