水原一平被告 目撃された“顔出し妻”との買い物姿…30億賠償、ウーバーをクビでも別れず献身

ドジャース大谷翔平選手(30)の口座から、日本円でおよそ25億円を不正に送金したとして銀行詐欺などの罪に問われている元通訳の水原一平氏(39)。10月には量刑が言い渡される予定だ。

そんな水原氏の近影を米国の芸能メディアである『Backgrid』が公開した。写真は8月下旬に、自宅と思われる住居の前で撮影されたもの。ベージュのパーカーに黒いショートパンツ、黒いキャップを被った水原氏の手にはスーパーマーケット「ホールフーズ」の紙袋とオリオンビールの6缶パックが。そして驚くべきことに、その傍らには共に買い物袋を運ぶ妻の姿があったのだ。

「水原氏が4月と5月に、ロサンゼルスの連邦地裁に出廷した際は、どちらの日も左手薬指から結婚指輪が外されており、“離婚したのでは”と囁かれていました。まだ一緒にいたというのは、驚きです」(スポーツ紙記者)

■独身詐称まで発覚…妻に寄せられていた同情の声

今年3月に行われた韓国での開幕戦の最中に発覚した水原氏の不正送金騒動。韓国を訪れる直前には、大谷選手のInstagramに投稿された集合写真などで、水原氏の妻の姿が公開され、“水原通訳の妻”と言うことで大きな注目が寄せられていた。

「韓国戦では水原夫人が真美子夫人や大谷選手の母親と一緒に、大谷選手の試合を観戦する姿も。そんな”顔出し”直後に、水原氏の不祥事が明らかに。水原氏はスポーツメディア『ESPN』のインタビューで『妻は今に至るまで、このことについて何も知りませんでした』と話しており、水原夫人には同情が集まっていました」(前出・スポーツ紙記者)

さらに、事件をきっかけとして水原氏のさまざまな“偽り”が明らかになった。

「水原氏はカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業しているとされてきましたが、同大学の広報担当者は、水原氏が同校に通っていたという記録はなかったと現地メディアに明かしています。

また、2022年度の納税申告で課税所得を虚偽報告していたことも明らかに。水原被告は実際には結婚しているにもかかわらず独身であると申告し、本来5000ドル(約73万円)の控除額を1万ドル(約145万円)として申請していたそうです。

生活苦になっても妻にギャンブルのことを隠していたというほどですから、学歴や独身詐称についても水原夫人は知らされていなかった可能性が高いでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

水原氏は最終的に大谷から盗んだ約1700万ドルと、国税庁への賠償金として100万ドル以上、合わせて25〜30億円を支払う義務を負う可能性がある。職を失い、賠償金の準備にも追われる水原氏が縋ったのがウーバーイーツだったのだがーー。

「6月に水原氏がウーバーイーツの配達員として働く姿が米メディアによって目撃されたのですが、即座にウーバーイーツ社が『水原は係争中のためウーバーイーツの配達を禁止された』とコメント。クビになってしまいました」(前出・スポーツ紙記者)

まさに“どん底”となった水原氏。自身も裏切られていたにもかかわらず、そばに寄り添う妻の献身は今後も続いていくのだろうかーー。

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