箱根駅伝予選会、日本人トップの中央学院大・吉田礼志「本戦は2区で区間賞目指したい」

予選会で力走する中央学院大の選手たち(19日、東京都立川市で)=菅野靖撮影

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)の予選会が19日、東京都立川市などで開催され、中央学院大(千葉県我孫子市)が5位、千葉県印西市を活動拠点とする順天堂大が10位に入り、箱根路への切符を手にした。

 予選会には関東1都6県の43校が参加した。上位10校が本大会への出場権を獲得できる。各校最大12人の選手が一斉にハーフマラソンを走り、上位10人の合計タイムを競った。

 中央学院大は10キロ地点では14位だったものの、後半に追い上げ、計10時間56分1秒でフィニッシュし、2年連続の本大会出場を決めた。吉田礼志主将(4年)は日本人トップの1時間3分29秒と実力を示し、「本戦は2区で区間賞を目指したい」と意気込んだ。

 前回の本大会で17位に沈み、シード権獲得を逃していた順大は計11時間1分25秒で10位に入り、14年連続の本大会出場を勝ち取った。11位の東京農業大との差はわずか1秒だった。

 他の千葉県勢は、麗沢大(柏市)17位、国際武道大(勝浦市)34位、清和大(木更津市)35位、千葉大(千葉市稲毛区)41位だった。

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