Xゲームズ2位のスケボー伊藤美優「もっと成績出る」…山形出身17歳、世界選手権「銅」

 「Xゲームズ」千葉大会第2日(21日・千葉幕張メッセ、読売新聞社協力)――自転車BMXパーク決勝はパリ五輪代表の中村 輪夢りむ (ウイングアーク1st)が2位に入った。Xゲームズでは2019年米国大会に並ぶ自己最高成績。東京五輪覇者のローガン・マーティン(豪)が優勝した。スケートボードは女子ストリート決勝で伊藤美優が2位、パリ五輪銀メダルの赤間 凛音りず が3位。パリ五輪女王の吉沢 ここ (ACT SB STORE)は4位だった。優勝はクロエ・コベル(豪)。男子は一発技を競うストリート・ベストトリックを池 慧野巨けやき が制し、バートで14歳の猪又 湊哉そうや が2位となった。

スケートボード女子ストリートで2位になった伊藤美優(21日)=松本拓也撮影

 スケートボード女子ストリートで伊藤がパリ五輪メダリストらを抑えて2位。「スピードが速くいい流れに見えるように」と意識し、板を足で蹴る動作が少ない流麗な滑りを見せた。山形出身の17歳。6月のXゲームズ米国大会を制し、五輪出場は逃したが、今大会の直前に行われた世界選手権(ローマ)でも銅メダルを獲得している。板を縦回転させる技の完成度に加えてランも安定するようになった。「自分だけの技をつくり、体力をつけていけばもっと成績が出ると思う」と自信を深めていた。

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