荒木田裕子さんが70歳で死去…モントリオール五輪バレーボール女子「金」、JOC理事など歴任

 1976年モントリオール五輪のバレーボール女子金メダリストの荒木田裕子(あらきだ・ゆうこ)さんが死去したと、複数の関係者が18日に明らかにした。70歳だった。

荒木田裕子さん(2013年撮影)

 秋田県出身。角館南高校(当時)から日立製作所に入社し、日本代表としてモントリオール五輪で金メダル。その他、74年の世界選手権、77年のワールドカップでも優勝した。引退後はスイスなど欧州で指導者となった。

 2014年に日本バレーボール協会の強化事業本部長に就任し、日本オリンピック委員会(JOC)理事や、国際オリンピック委員会(IOC)で五輪の実施競技などを検討する五輪プログラム委員などを歴任。東京五輪・パラリンピック大会の招致活動にも関わり、組織委員会の副会長を務めた。

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