パリオリンピック3冠の岡慎之助、個人総合で初優勝…体操・全日本シニア選手権

あん馬の演技をする岡慎之助(15日)=野口哲司撮影

 体操・全日本シニア選手権(15日・東京アリーナ立川立飛)――個人総合の男子は、パリ五輪で団体総合、個人総合、種目別鉄棒で3冠を果たした岡慎之助(徳洲会)が86・331点を挙げて初優勝を果たした。橋本大輝萱和磨(ともにセントラルスポーツ)は欠場。女子は杉原愛子(TRyAS)が制した。

 パリ五輪で3個の金メダルを獲得した20歳の岡が、世界一に輝いた演技で会場を沸かせた。鉄棒では大技の「リューキン(伸身トカチェフ1回ひねり)」を披露して着地をきっちりとまとめた。観客の注目を感じながら演技したといい、「盛り上がっているなと感じた。試合をしていて楽しかった」と声援に感謝していた。

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