大の里が無傷の勝ち越しまであと1勝…琴桜は2敗目、豊昇龍は連敗を免れる

 大相撲秋場所7日目(14日・両国国技館)――豊昇龍は正代を迷いなく押し出して連敗を免れたが、琴桜は若元春に相手十分の左四つを許して痛い2敗。大の里は過去2連敗中だった平戸海を会心の出足で圧倒し、無傷の勝ち越しまであと1勝とした。霧島は琴勝峰を慎重な攻めで寄り倒して6勝。阿炎は5敗。

寄り切りで平戸海(左)を破る大の里(14日)=田中秀敏撮影

●琴桜「(相手得意の左四つは)頭には入っていました。切り替えます」

 〇霧島「(初顔の琴勝峰に)まっすぐ当たって自分の相撲を取ろうと思った。足が前に出ていた」

 〇豊昇龍「思い切って相撲を取った。(前日、取組後にきちんと礼をせず)親方に怒られた。僕が悪い」

 ●阿炎「出足は速かったけど、重みがなかった。反省ですね」

 〇若元春「落ち着いて攻められた。しっかり自分の相撲になったのがよかった」

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