社会人ルーキー・鈴木芽吹 自己ベスト更新し2位、田澤廉は5位に終わる【陸上・男子5000m決勝】

■Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

男子5000m決勝が行われ、社会人1年目の鈴木芽吹(23、トヨタ自動車)が13分13秒80で2位に入った。自身の持つ自己ベストを4秒近く更新したが優勝はならなかった。同じトヨタ自動車の田澤廉(23)は13分36秒99で5位に終わった。

レース序盤は4番手につける鈴木。2000m手前で2位に浮上し、先頭のB.コエチ(九電工)のすぐ後ろにつく。先頭集団は4人となり、4000mを通過した所でコエチが走るのをやめ、鈴木がトップ、2位にインドのS.グルビア、3位に駒澤大学の篠原倖太朗と三つ巴の戦いに。そしてラスト1周、グルビアがスパートをかけトップに立つと、鈴木も必死に食らいつく。それでも残り100mで突き放され、惜しくも2位でゴールした。

昨年、鈴木は駒澤大学を主将としてけん引し、出雲駅伝と全日本大学駅伝で優勝を果たした。今年の春、実業団のトヨタ自動車入り。5月の日本選手権10000mで4位。6月の日本選手権では5000mに挑み13分17秒75の自己ベスト(当時)をマークして3位に入った。

【男子5000m結果】
1位 S.グルビア 13分11秒82
2位 鈴木芽吹  13分13秒80            
3位 篠原倖太朗 13分15秒70
4位 小林歩      13分31秒36
5位 田澤廉      13分36秒99

*写真は鈴木芽吹選手
 

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