法大の大島史也が青学大勢に競り勝ち、法大記録を11年ぶりに更新 絆記録挑戦会5000M

5000メートルで法大記録を11年ぶりに更新した大島史也(絆記録挑戦会公式YouTubeから)

 陸上の絆記録挑戦会が28日、東京・町田市立陸上競技場で行われ、法大の大島史也(3年)が、今年1月の箱根駅伝で優勝した青学大勢に競り勝ち、13分35秒33でトップだった。2位は吉田祐也(GMOインターネットグループ)で13分36秒38。3位は青学大の宇田川瞬矢(3年)で13分37秒77だった。大島は2013年に西池和人がマークした13分37秒93の法大記録を11年ぶりに更新。「今の力を絞りきって、1位でゴールしようと思っていました」と汗をぬぐいながら話した。

 レースを見守った坪田智夫監督(47)は「法大記録を狙って出せると思っていました」と大島の能力を高く評価した。今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)に向けては「1~3区の前半区間を任せることになると思います」と期待を込めて話した。

 昨年の出雲駅伝で大島は2区8位。法大は8位だった。「今年はもっと上位を狙いたい」と坪田監督は前向きに話した。

 法大は前回の箱根駅伝は6位と健闘。今季の全日本大学駅伝(11月3日)は6月の関東選考会で敗退(途中棄権)し、出場権を持たないが、出雲路と箱根路では、しぶとい走りを見せそうだ。

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