パリ五輪男子400m代表対決は日本記録保持者・佐藤拳太郎が勝利!「勝ち切れて良かった」2位・中島、3位・佐藤風【陸上】

■陸上・Yogibo Athletics Challenge Cup 2024(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

パリオリンピック™男子400m代表の佐藤拳太郎(29、富士通)、佐藤風雅(28、ミズノ)、中島佑気ジョセフ(22、富士通)の3人が顔を揃えた。レースは佐藤拳が45秒40で制したが、来年開催される東京世界陸上の参加標準記録(44秒85)の突破はならなかった。

タイムレースとなった男子400m、3組に登場した佐藤拳は6レーン、中島が7レーン、8レーンに佐藤風と3人が並ぶ形となった。中盤で中島がリードしたが、コーナーで佐藤拳が力走。最後の直線で佐藤拳と中島が並ぶも日本記録保持者の佐藤拳が振り切ってトップでフィニッシュした。レース後のインタビューでは参加標準記録を目指したが及ばず、悔しい表情を見せたが「勝ち切れて良かった」と安堵の表情に変わった。

パリ五輪では3人共に予選敗退、敗者復活戦を棄権しメダル獲得を目指し臨んだ4×400mリレーだったが、2分58秒33(アジア新)で6位に終わった。

今月23日に行われた全日本実業団陸上で佐藤風と佐藤拳は専門外の男子200mに出場、同種目にはパリ五輪代表の上山紘輝(25、住友電工)や、100m代表の東田旺洋(28、関彰商事)らも出場したが退けてワンツーフィニッシュを飾った。

【男子400m結果】
1位 佐藤拳太郎 45秒40
2位 中島佑気ジョセフ 45秒60
3位 佐藤風雅 45秒89

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