男子400M日本代表対決は佐藤拳太郎が優勝 同種目今季ラストレース…ヨギボーチャレンジ

ヨギボーアスレチックチャレンジカップで優勝した男子400メートルの佐藤拳太郎(カメラ・手島 莉子)

◆陸上 ヨギボーアスレチックチャレンジカップ 第1日(28日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 パリ五輪の日本代表対決となった男子400メートルは、日本記録保持者の佐藤拳太郎(富士通)が45秒40で優勝した。中島佑気ジョセフ(富士通)が45秒60で2着、佐藤風雅(ミズノ)が45秒89で3着だった。パリ五輪以来の400メートルとなった佐藤拳は「44秒台を狙って、少なくとも44秒85を切って世界選手権(東京)の標準記録を今大会で切ろうと思っていたので、タイムだけで見ると納得のいくものではない」と振り返った。

 佐藤拳は10月の国民スポーツ大会(佐賀)300メートルを残すが、400メートルはこれで今季ラストレース。個人種目では予選敗退となったパリ五輪を振り返り「結果として僕は参加しただけになってしまった。本来そこは戦いに行く場なので、自分の中では今年は不完全燃焼でした。戦わせてもらえなかった悔しい1年でした。悔しさを絶対に忘れないように、来年につなげていきたい」と来年の世界選手権(東京)でリベンジを誓った。

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