ダルビッシュ 日本人投手歴代1位タイの日米通算203勝!黒田博樹氏に並ぶ、6回途中3失点で今季7勝目

■MLB ダイヤモンドバックス 3-5 パドレス(日本時間28日、チェイス・フィールド)

パドレスダルビッシュ有(38)が今季7勝目を挙げ、黒田博樹氏に並ぶ日本人歴代最多の日米通算203勝に到達した。

この日は5回1/3(80球)を投げ、3安打(1本塁打)3失点、5四死球。打線が初回から一挙4得点の猛攻でリードすると、リリーフ陣も踏ん張り序盤のリードを守って逃げ切った。

ダルビッシュは初回にキャロルの先頭打者弾を浴びるなど2失点。以降は立て直し、2回は3三振を奪い、3回は3者凡退。5回は2死から連続四球でピンチを招くが後続を打ち取り、6回は1死でグリエルに死球でランナーを出したところで交代となった。

17日のアストロズ戦で6回無失点の好投で、野茂英雄氏の日米通算201勝を超えて歴代単独2位に。前回23日のホワイトソックス戦では6回1/3を投げて、2失点も勝ち負けつかずも、メジャー通算2000奪三振を達成した。

NPB(日本ハム)では93勝をマークしているダルビッシュは、この日でメジャーで通算110勝目をマークし、メジャー13年目で203勝に。シーズン最終カードで黒田氏の歴代最多記録に並んだ。メジャー通算では野茂氏の123勝が日本人歴代最多となっている。

またナ・リーグ打率トップのルイス・アラエス(27)がこの試合5打数3安打で打率.314に上昇。4安打の.309で2位に浮上したドジャース大谷翔平(30)と「5厘差」で残り2試合を迎える。

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