ダルビッシュ、6回途中3失点で7勝目 日米通算203勝目で黒田博樹の持つ日本人最多記録に並ぶ 戦列復帰後負けなし

◆米大リーグ Dバックス3―5パドレス(27日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 パドレスダルビッシュ有投手が27日(日本時間28日)、敵地のDバックス戦に先発登板し、6回途中3失点で7勝目を挙げた。ダルビッシュはこれで日米通算203勝となり、黒田博樹ドジャースヤンキース)の持つ日本人投手最多記録に並んだ。

 初回の適時打3本などで4点の援護をもらったダルビッシュは初回、先頭のキャロルに右越えの22号ソロを被弾。四球と死球などで1死一、三塁とされると、グリエルの左犠飛でさらに1点を失った。

 2回は3者から三振。3、4回は三者凡退と淡々とアウトカウントを重ねた。5回には2死から2四球で一、二塁としたが、後続を抑えて得点を許さなかった。

 6回もマウンドに上がったダルビッシュは1死からグリエルに死球を与えたところで降板。2番手エストラダは2死二塁から適時打を打たれ、引き継いだ走者の生還を許した。このためこの日のダルビッシュは5回1/3で3安打3失点3四球1死球4奪三振となった。

 ダルビッシュは今月4日に制限リストと負傷者リストから3か月ぶりに戦列復帰し、5試合目の登板。復帰後は2勝0敗、防御率3・15と数字を残している。

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