「やったー!」「決めた―!」 佐久間朱莉が圧巻イーグル! 一時は優勝戦線に浮上し力強いガッツポーズ!

首位と5打差の通算4アンダー6位から出た佐久間朱莉(さくま・しゅり)が、9番パー5で圧巻のイーグルを達成した。

9番パー5で2オンに成功した

◆国内女子プロゴルフ 最終戦

JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 11月21~24日 宮崎カントリークラブ(宮崎県) 6497ヤード・パー72

 首位と5打差の通算4アンダー6位から出た佐久間朱莉が、9番パー5で圧巻のイーグルを達成した。

3日目に9番パー5でイーグルを決めた佐久間朱莉 撮影:大澤進二

3日目に9番パー5でイーグルを決めた佐久間朱莉 撮影:大澤進二

 ピンまで残り208ヤードの2打目を、4番ユーティリティーで手前7メートルに2オンさせ、それを流し込むと右手で力強く拳を握った。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のXに、その映像が投稿され「やったー!」「決めたー!」 と実況席は興奮した様子だった。

 イーグルを決めた時点で通算6アンダーの2位タイまで一気に浮上したが、後半に入り、11番パー5でバーディー、14番でボギーと一進一退。最終18番でもボギーを喫し、通算5アンダー6位タイでフィニッシュした。

 未勝利ながらもメルセデス・ランキングでは9位につけており、初優勝が待ち望まれている一人。

 竹田麗央をはじめ、山下美夢有、岩井明愛、岩井千怜は来季主戦場を米ツアーに移す可能性があるが、2日目終了時には「メジャー大会でもあって、最終戦でもあって、まだみんなが残っている。そこで優勝できたら、大きな自信にもなるんじゃないかなと思います」と、並み居る強敵たちを下しての初Vに意気込んでいた。

 最終日は首位の桑木志帆とは7打差と、厳しい状況からのスタートとなるが“奇跡の逆転劇”を見せたい。

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