「やっぱりスター」 石川遼が魅せた華麗な逆転劇にSNSも歓喜の渦 「感動です」「持ってる男」と祝福の声続々

日本ゴルフツアー機構(JGTO)が公式インスタグラムを更新。国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した石川遼(いしかわ・りょう)の姿を動画で公開しました。

大会最多の4勝とツアー通算20勝目を飾った石川遼

◆国内男子プロゴルフ

三井住友VISA太平洋マスターズ 11月7~10日 太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県) 7262ヤード・パー70

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)が公式インスタグラムを更新。激戦を制した石川遼の姿を動画で公開しました。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)のインスタグラム(@japangolftour)より

日本ゴルフツアー機構(JGTO)のインスタグラム(@japangolftour)より

 11月7日から4日間の日程で開催された国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」。

 首位と1打差の2位タイから出た最終日、石川は前半7番からの3連続バーディーで単独トップに浮上。しかし、後半に2つのボギーを叩いて再び首位を追う展開となったものの、迎えた最終18番パー5で見事な2オンからバーディーを奪い、史上12人目のツアー通算20勝を達成。また、同大会最多となる4勝目を飾っています。

 試合後にアップした動画では、最終ホール池越えの2オンやウイニングパットのシーンを収め、ファンからの大歓声にガッツポーズで応える石川の姿が。ホールアウト後は平田憲聖や河本力らと互いの健闘を称え合う抱擁を交わし、その後スタッフと選手から優勝を祝うウォーターシャワーを浴びる様子を公開しました。

 戦いを終えたばかりの石川は、この日の試合を振り返るインタビューで「すごくいいゴルフができた。チャンスが最後の最後で来たので我慢して良かったと思います」と回顧。

 優勝の決め手となった最終ホールのセカンドショットについて、「右にだけ行かないように打ちましたが、厚めに当たってしまいちょっと一瞬ドキッとしました。これだけ緊張することもなかなかないので、まだちょっと信じられない気持ちでいます」と胸の内を明かしています。

 さらに、大会史上最多の4勝目については「小学生の頃から憧れていた舞台なので、本当に幸せ者だと思います」とコメント。ツアー通算20勝の達成に関して「素晴らしい選手がいっぱいいる中で優勝争いができたということはいい刺激になりましたし、さらに上に行けるように頑張ってきたいと思います」と、喜びを伝えるとともに今後に向けた意気込みを語りました。

 この投稿にファンからは「遼くんやっぱりスターです!」「この2打目はシビれたわ」「感動です」「遼くんの優勝見られて最高でした」「さすが持ってる男」など、祝福と称賛の声が続々と寄せられています。

石川 遼(いしかわ・りょう)

1991年9月17日生まれ、埼玉県出身。高校生で初出場した「マンシングウェアオープンKSBカップ」で史上最年少の15歳8カ月で優勝を飾る。2008年にプロ転向、翌年は年間4勝を挙げ最年少賞金王に輝く。24年「三井住友VISA太平洋マスターズ」で同大会最多の4勝目を挙げた。ツアー通算20勝。CASIO所属。

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