「突っ込んで戻す!」 オーバーしたかと思われたボールが… 桑木志帆が魅せた“巧みな一打”にあ然とする放送席

11月8日に開幕した国内女子ツアー「伊藤園レディス」。桑木志帆(くわき・しほ)が初日の1番パー4で“技ありショット”を披露した。

「カラーに落としてピン方向へスピンで戻す巧みな一打」

◆国内女子プロゴルフ 第35戦

伊藤園レディス 11月8~10日 グレートアイランド倶楽部(千葉県) 6769ヤード・パー72

 11月8日に千葉県で開幕した国内女子ツアー「伊藤園レディス」。桑木志帆が初日の1番ホールで見せた“技ありの一打”にギャラリーが騒然となった。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) のX(@JLPGA_official)より

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) のX(@JLPGA_official)より

 前週は57位タイ、前々週は19位タイと、それまで4週連続トップ10入りを果たしていただけに、やや調子を落とし気味な桑木。巻き返しが期待される中迎えた初日のスタートホール。

 桑木がフェアウェイから力強いスイングで放った2打目は、グリーン奥のカラーに着弾。大きくオーバーしたかと思われたボールは強烈なスピンがかかり、その後カップの方向へカムバック。結果的にピンそばでピタッと止まる“スーパーショット”となった。

「桑木志帆のセカンドショットは、カラーに落としてピン方向へスピンで戻す巧みな一打」と、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式X(旧ツイッター)には実際の映像がアップ。

 カラーに着弾した打球を見たアナは「思い切って突っ込んできたか…」とコメント。カップに向かって転がり始めると「突っ込んで戻す!」「寄っていく!」と臨場感たっぷりにボールの行方を実況し、そして「あれぐらいの積極性…」「あれぐらい突っ込んでから、戻す」「それが必要なんですね」と“技あり”のショットを称賛した。

 桑木はこの日「70」で回り、2アンダーの26位タイでホールアウト。長いシーズンも残すところあと3試合。今季3勝目を目指し、明日以降の戦いにも期待が集まる。

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