首位タイ発進の桑木志帆が全英女子OPを辞退した理由「体調不良と準備不足。行きたかったけれど」

国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」初日、桑木志帆(くわき・しほ)がショットインイーグルを決めるなど、1イーグル、6バーディー、3ボギーの「67」で回り、5アンダーの首位タイ発進を決めた。

2番パー4でショットインイーグル

◆国内女子プロゴルフ

ニトリレディスゴルフトーナメント 8月22~25日 桂ゴルフ倶楽部(北海道) 6651ヤード・パー72

 国内女子ツアー「ニトリレディス」の初日、桑木志帆が1イーグル、6バーディー、3ボギーの「67」で回り、5アンダーの首位タイ発進を決めた。前半の10番パー5からバーディーで先行。その後バーディー3つとボギー2つと、多少波のあるプレーが続いたが、後半は1番パー4でバーディー。2番パー4でピンまで残り142ヤードを8番アイアンで放った2打目がそのままカップイン。「打ったあと入るかもと思った」と、イーグルを奪取した。

ニトリレディス初日、首位タイ発進を決めた桑木志帆 写真:Getty Images

ニトリレディス初日、首位タイ発進を決めた桑木志帆 写真:Getty Images

「ショットは安定して、バーディーチャンスもしっかり入った。先週からショットが良くなってきたのですが、下半身をうまく使うようにしたんです。NEC軽井沢72は予選落ちだったのですが、その大会の2日目から取り組みました」

 今週は海外メジャーの「AIG(全英)女子オープン」が開催され、多くの日本選手が出場している。前週の時点で世界ランキング84位の桑木にも出場権が降りてきたが、「腹痛で食欲があまりなく調子も良くないし、準備不足もあって辞退しました」と悔やんでいた。

 会場が“聖地”と呼ばれるセントアンドリュースだったこともあり、「行きたかったけれどそんな状態ではなかった。来年はしっかり世界ランキングを上げて出られるようにがんばりたい」と語った。

 とはいえ、全英女子オープンへの出場でこぞってトップ選手が抜けている今大会。桑木には大きなチャンスが巡ってきている。

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