プロの「短パン着用OK」が話題だけど… アマチュアが爽快な夏ゴルフを楽しむための注意点をおさらい

ゴルフはスコアを追求するだけでなく、行き帰りやプレー中のドレスコード、振る舞いにも守るべきマナーがあります。では、夏ゴルフで守るべきマナーとは、どんなものがあるのでしょうか。

ゴルフシューズを履いて入場するのはNG

 8月8日開幕の国内男子ツアー「横浜ミナトチャンピオンシップ」で選手の短パン着用が認められたことが話題になっていますが、我々アマチュアの場合は、そもそも短パンをOKとする施設が多くなったおかげで、真夏でもカジュアルで爽快なゴルフを楽しめています。

 では、アマチュアが夏のゴルフで守るべきマナーや注意点には、どのようなものがあるのでしょうか。熱中症対策として準備しておきたい、オススメのアイテムと合わせて紹介していきます。

夏のゴルフの注意点は? 写真:PIXTA

夏のゴルフの注意点は? 写真:PIXTA

 まず大前提として、季節を問わずにたいていのゴルフ場でNGなのは、Tシャツやジーンズ、タンクトップ、サンダル、スニーカーといったラフすぎる服装です。

 また、夏はゴルフウェアで入場する人も多いですが、ゴルフシューズを履いて入場するのはNG。足元はきれいなスニーカーなどで上品にまとめると良いでしょう。キャップやサングラスなども外してから入場しましょう。

 ゴルフウェア以外で入場する場合は、ポロシャツなど襟付きのシャツに、チノパンやハーフパンツなどを合わせて、爽やかなスタイルを演出したいところ。薄手のジャケットを羽織るのもよいでしょう。

 ちなみに、普段はジャケット着用をマストにしていても、夏になると着用ルールを緩和するゴルフ場は多いです。服装のルールはゴルフ場や季節によって異なりますので、ホームページなどで事前に確認しておくのが無難です。

熱中症対策として用意しておきたいアイテム

 熱中症対策として用意しておきたいのが、日焼け止めやサングラス、スポーツドリンクなどを入れた保冷機能付きの水筒、スポーツ向けの氷嚢、塩分タブレット、汗拭き用のタオルなどです。

 多くのゴルフ場では「飲料向けの氷」や「氷嚢向けの氷」を用意してくれているので、スタート前やハーフターン時に補給して、身体を外からも内からも冷やせるようにしておきましょう。

 その他、冷感スプレーや制汗剤、虫よけグッズなどがあると、より快適なラウンドを楽しめます。塩分タブレットは多めに用意して、同伴プレイヤーなどに配ると喜ばれるでしょう。

 プレー中の服装は、襟付きあるいはモックネックの半袖ウェアに、短パン、女性であればスカートを合わせるのが快適でしょう。また、冷感機能付きのアンダーウェアやアームカバー、フェイスカバーもオススメです。

 キャップ類は直射日光を浴びてしまうサンバイザーでなく、頭頂部まで覆えるメッシュ入りのキャップやバケットハット、サンハットなどを選ぶといいでしょう。

 夏は着替え用の半袖ウェアをもう1枚用意しておくのがオススメです。ランチ前に着替えれば、汗のニオイが気になることも、汗ばんだ身体がクーラーで冷えすぎることもないでしょう。

 また、多くのゴルフ場では、ランチ時に冷たいおしぼりが出てきますが、顔や首筋を豪快に拭く行為は避けたいところ。ハーフターン時には化粧室に立ち寄って、顔や手を洗ってからレストランに向かう方がスマートです。

 カジュアルに楽しめる夏ゴルフですが、ドレスコードなどを事前に確認しつつ、爽快な夏ゴルフを楽しみましょう!

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