日本、課題残す勝利=ラグビー代表戦

日本にとって、点差ほど簡単な試合ではなかった。ミスが多く、ハイボールの処理にも課題を残す勝利となった。
先制トライを許すなど序盤から苦しい展開。前半32分にWTB浜野の代表初トライで逆転し、これで流れに乗るかに見えた。ところがSH斎藤が危険なプレーで一時退場。安易な反則もかさみ、フランカー下川は「しっかり見直さないといけない」と厳しい表情だった。
4試合ぶりの勝利ながら、世界ランキングで下回るウルグアイに終盤まで苦戦。ジョーンズ・ヘッドコーチは「われわれ若いチームがどれだけ厳しい状況に対応できるか。それが成長に欠かせない」と強調した。24日の今年最終戦は強豪イングランドが相手。下川は「守備の質を上げないといけない」と誓った。(時事)

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