元モナコのベン・イェデル、性的暴行で執行猶予付き禁錮2年
【ニースAFP=時事】サッカー元フランス代表で、同国リーグ1のASモナコなどで活躍したFWウィサム・ベン・イェデル(34)は12日、女性に対する性的暴行の罪で、執行猶予付きの禁錮2年を言い渡された。≪写真は、サッカーフランス・リーグ1、ASモナコ時代のウィサム・ベン・イェデル≫
9月6日に酒に酔った状態で会った女性を車に招き入れ、性的な行為をしたとされている。女性はすぐに警察に通報し、ベン・イェデルは同日中に逮捕された。
ベン・イェデルは裁判で「何も覚えていないため、自分がしたかどうかも言えない。ここにいるのはアルコールのせいだ」と主張していた。事件後はリハビリプログラムに入り、12日の判決言い渡しは欠席した。
ベン・イェデルは、妻に対する心理的暴力でも訴えられており、12月に裁判を控えている。夫妻は現在、離婚の手続きをしている。また、2023年夏に別の女性をレイプした疑惑もあり、警察が捜査を行っているが、ベン・イェデル本人はどちらの疑いも否定している。
昨シーズン終了後に主将を務めたモナコを契約満了のため退団し、現在は無所属となっている。モナコではクラブ歴代2位となる公式戦通算118ゴールを記録した。【翻訳編集AFPBBNews】
11/13 16:31
時事通信社