DeNAの桑原、みなぎる気迫=プロ野球日本シリーズ
DeNAの桑原が攻守に躍動した。一回、先頭で153キロの直球を捉えて右翼線二塁打。攻撃の口火を切り、3戦目にして初の先制点を呼び込んだ。同点の五回には左中間へ今シリーズのチーム初本塁打となるソロ。「とにかく塁に出ることを意識した。捉えた感触は良かった」と振り返った。中堅の守備でも、二回に正木の打球に頭から飛び込んで好捕した。
7年ぶりの日本シリーズは横浜スタジアムで苦しい連敗発進。第2戦後のミーティングでは強い言葉で選手に檄(げき)を飛ばした桑原。プロ13年目のベテランは気迫をみなぎらせ、チームを鼓舞する。
10/29 21:17
時事通信社