DeNA、連夜の反撃=連敗も若手が奮起―プロ野球日本シリーズ

前夜は九回裏の集中打で意地を見せたDeNA。第2戦も連打で追い上げたが、反撃は及ばなかった。
モイネロに切れのある直球と変化球を制球良く投げ込まれ、四回までは1安打。だが、6点を追う五回に下位打線がつながった。
1死から森敬が投手強襲の内野安打を放って出塁。ここで20歳の松尾が代打で日本シリーズ初打席に向かった。初球の150キロ直球を捉え、左翼線二塁打。好機を広げ、続く桑原が初球を振り抜いて2点二塁打とした。
レギュラーシーズンでなかなかマスクをかぶる機会がなかった松尾は、六回から戸柱に代わって捕手に。投手3人をリードし、ソフトバンク打線に安打を許さなかった。
チームは本拠地で連敗を喫したものの、森敬や松尾ら若手の奮起は明るい材料だ。「出場したら思い切ってやってくれればいい」と三浦監督。第3戦へ、反攻のきっかけとなるか。

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