羽根田、本領出せず=カヌー日本選手権

準決勝で敗退したパリ五輪後、初のレースに臨んだ羽根田は不本意な2位に終わった。体調を崩した時期もあって十分な練習はこなせなかったそうで、決勝では珍しくゲート接触のミスが4度。「特に難しいゲート設定の中、流れを読み間違えてしまった」と残念がった。
五輪を終えてからは国内で調整。自動車の全日本スーパーフォーミュラ選手権を観戦し、日本人女性として初参戦している野田樹潤を応援する機会もあった。18歳が挑戦する姿は、高校卒業後に単身スロバキアに渡ったかつての自身とも重なる。「すごいとしか言えない。彼女も前人未到のところでやっていて強い意志を感じる」と刺激を受けた様子だった。

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