本拠地でも勢い止まらず=大谷「52―52」―米大リーグ

ロッキーズ戦の7回、二盗を決めるドジャースの大谷。今季「52本塁打、52盗塁」とする=20日、ロサンゼルス



前日19日、敵地のマーリンズ戦で史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成し、「51―51」まで伸ばした大谷。本拠地ドジャースタジアムに戻っても勢いは止まらなかった。五回に高めの速球を振り抜き中越えに豪快な52号2ラン。七回には一塁内野安打で出塁すると、すぐに二盗成功。「52―52」に伸ばした。
球場は大谷の快挙を祝うムードに包まれていた。売店では「50―50」を記念するTシャツが売り出され、試合前練習でドジャースの選手も着ていたほどだった。
一回に打席に向かうと、ロバーツ監督や選手たちがベンチの前に出てきて拍手。スタンドからも大きな歓声を受けた。「すごくうれしかったし、感激した。(移籍してきて)初めてのシーズンで、こういったことをしてもらえるだけで幸せ。無心で、しっかり自分の役割ができるように頑張りたい」。試合直後の地元テレビ局のインタビューに答えた。
前日と合わせて10打数9安打、4本塁打、12打点、3盗塁の大暴れ。ロバーツ監督は「ものすごく集中している」と満足そうに話した。(ロサンゼルス時事)


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