魅力伝えた金メンバー=岡と杉野―体操男子種目別

パリ五輪男子団体金メダルメンバーの岡と杉野が会場を魅了した。平行棒では岡が前日の全日本シニアで失敗した倒立技を決め、着地もぴたり。「応援してくれる方々のために演技をした」と喜んだ。鉄棒の杉野はF難度の「ペガン」を含む離れ技を次々と成功させ、「ミスがない演技で体操の魅力を伝えたかった」と笑顔で語った。
五輪の激闘からまだ1カ月余り。2人とも疲労が残る中、競技の認知度向上や、普及拡大に貢献したいとの思いから出場した。杉野は「体操界全体が盛り上がっていってほしい」と願う。
今後も五輪の報告を兼ねた演技会が予定されている。岡は「新しい体操ファンの獲得につながったら」と期待を込めた。

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