MGCと似たコース=競歩も国立発着―25年世界陸上

来年9月に東京で行われる陸上の世界選手権のマラソンと競歩のコースが14日、都内で発表された。マラソンは昨秋のパリ五輪代表選考会(MGC)とよく似たコースで、ともに国立競技場が発着点となった。
マラソンは3度の折り返しがある約13キロの周回コース2周を含み、37キロ付近からは急な上り坂が待ち構える。MGCの男子で優勝した小山直城(ホンダ)は「いいイメージが持てる。このコースでよかった」と語った。
大会を運営する東京2025世界陸上財団によると、世界選手権でメインスタジアムを発着点とするのはマラソンが12年ぶり、競歩が10年ぶり。観客の盛り上がりが期待され、パリ五輪女子20キロ競歩代表の藤井菜々子(エディオン)は競技場発着のレース経験がないそうで、「本当に楽しみ」と声を弾ませた。

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