大谷、節目に迫る一発=打点と本塁打で―米大リーグ・ドジャース

ジャイアンツ戦の3回、26号ソロ本塁打を放ち、スミス(左)から祝福されるドジャースの大谷=29日、サンフランシスコ



ブーイングと歓声が入り交じる敵地で、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。ドジャースの大谷が1―1で迎えた三回、一時勝ち越しとなる中越えの26号ソロ。ジャイアンツはブルペンデーで、第1打席は先発左腕ミラーの前に空振り三振に倒れたが、第2打席で2番手右腕、ハワードの甘く入って来た変化球を力強く振り抜いた。
ロバーツ監督は「高めをしっかり捉えた。素晴らしかった」と称賛した。メジャー通算200本塁打にはあと3本。大谷が現状について「いいスイング、いい構えができている」と話すように、最近12試合で9本塁打と好調をキープしている。
球団新記録だった連続試合打点は、前日28日に更新できず10試合でストップしたが、節目のメジャー通算500打点まではあと1に迫った。監督は「打点の連続試合記録が新たに始まるのでは」と笑顔。500打点をクリアすれば、日本選手ではイチロー、松井秀喜に続き3人目だ。
チームは延長十回、同点に追い付かれた後の1死満塁をしのぐと、十一回の猛攻で一挙7点。勝負ありとなった。(サンフランシスコ時事)


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