【朝日杯ＦＳ】快足パンジャタワーは３頭併せで抜群の伸びで先着　橋口調教師「鞍上の指示を聞くことができる」

◆第７６回朝日杯ＦＳ・Ｇ１（１２月１５日、京都競馬場・芝１６００メートル）１週前追い切り＝１２月４日、栗東トレセン

　２戦２勝のパンジャタワー（牡２歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン）はＣＷコースで松山弘平騎手が騎乗して追い切った。サトノクローク（４歳３勝クラス）とレプンカムイ（６歳３勝クラス）を追走し、最後の直線も持ったままで２馬身先着した。時計は６ハロン８０秒１―１１秒８。橋口調教師は「一番後ろから馬なりでという指示でした。思ったような調教ができて、動きも相変わらずよかった」と笑みを浮かべた。

　前走の京王杯２歳Ｓでは稍重の馬場でも切れる脚を使い、好タイムでの勝利。「いい馬場なら、もっと動けると思います。鞍上の指示を聞くことができますし、１６００メートルも大丈夫とジョッキーも言っていました」とトレーナー。３連勝も十分にありそうな感触だ。