【カペラS】JRA重賞初制覇狙うチカッパは状態に太鼓判 負担重量58キロに陣営の見解は…

チカッパ

◆第17回カペラS・G3(12月8日、中山競馬場・ダート1200メートル)12月3日、栗東トレセン

 JBCスプリント2着のチカッパ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎、父リアルスティール)は、JRA重賞初制覇へ好調をキープしている。

 11月27日の1週前追い切りは、坂路を単走。楽な手応えで53秒3―12秒7をマークした。中竹調教師は「馬の後ろで折り合いつけて、いっぱいはやらずに。前半もかかっていくことなく、いい調教ができた。体もいいし言うことない」と状態の良さに太鼓判を押した。上位の実績から斤量58キロを背負うが、「パワーがあるし克服してくれると思う」と不安はない。

 前走のJBCスプリントは4角で早め先頭に立ち押し切るかに見えたが、外から差してきたタガノビューティーに鼻差かわされ、あと一歩のところでG1級初勝利を逃した。トレーナーは「ベストではない2ターンのコースであの競馬だからね。力はつけているし、中山は(1勝クラスで)すごい勝ち方をしている絶好の舞台。距離も1200メートルの方がベター」と、JRA重賞初制覇に向け力を込めた。

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