【船橋・森泰斗のタイトリスト】現役最後の騎乗ラップランド(12R)は馬のためにも自分のためにも勝ちたい

森泰斗騎手

◆船橋5日目(11月29日)

 いよいよ、現役最後のレースが近づいてきました。このコラムもきょうまでとなります。長年、読んでくださったファンのみなさんには感謝しかありません。今後のことは未定ですが、競馬には関わっていくので、またお目にかかる日を楽しみにしています。

 ありがたいことに、最後の日もフルの8鞍に騎乗できます。1Rのワンラヴを管理する川崎の佐藤博紀調教師は、教養センターの後輩。同時期に騎手を目指し、同じ釜の飯を食った仲です。この馬とは7月からのコンビですが、そこから【2110】。前走は2着でした。どんどん力をつけ、充実してきたのが分かります。もう、毛ヅヤはピカピカを超えて“ビカビカ”です。立ち回りもうまくなっていますし、叩き2戦目でいい結果を出したいと思います。

 6RのリボルトバレットはJRAでのデビューから〈3〉〈5〉着の成績は魅力。間隔を空けながらの出走で今回の転入初戦も3か月ぶりの実戦ですが、追い切りは動いたようです。強力な相手は見当たらないですし、C2ならチャンス。

 5Rはオマタセシマシタと再コンビを結成。前走は休み明けで4着と頑張りました。この馬の南関東初勝利を挙げた仲ですからね。2勝目をともに目指します。

 ラストライドの12Rはラップランドに乗ります。不器用な面はあるようですが、前走は直線でいい脚を使っての2着。今回の顔ぶれなら先行もできそうですね。そのあたりはゲートを出てからの判断になります。最後のレースですので、馬のためにも自分のためにも勝ちたいですね。(船橋競馬所属騎手)

 【騎乗馬】

1R・ワンラヴA

4R・タカラバディウスA

5R・オマタセシマシタB

6R・リボルトバレットA

7R・ビレッジスティールB

10R・ローズピリオドA

11R・タカラライナーA

12R・ラップランドA

(本紙評価)

ジャンルで探す