【ジャパンC】木之前葵騎手の本命は爆発的末脚を持つドウデュース「感動的なレースを」

渡辺竜(右)とポーズを決める木之前

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)

 先週16日に京都の近江特別(メイプルタピット)で、笠松の渡辺竜也ジョッキーがJRA初勝利を飾りました。同じ東海地区の所属で、普段から気さくに話しかけてくれる好青年。次々と笠松の記録を塗り替えていく地方のホープで、馬に乗ると迷いがなく、センスの塊のよう。乗り方がめちゃめちゃきれいなんですよ。さすがです。本当におめでとうございます。

 さて、ジャパンCはドウデュースを本命に選びました。前走の天皇賞・秋は後方から鮮やかに差し切って、美しい勝ち方でした。武豊さんはいつもスマートな騎乗で、馬上では無駄な動きがありません。名古屋に乗りに来たとき、たまにお話をすると、紳士的でカッコいい方だなと思います。今回も道中でワクワクしながら脚をため、最後の直線で爆発的な末脚を発揮させるのでは。有馬記念を含めてあと2戦、感動的なレースを期待しています。(名古屋競馬騎手)

 【木之前葵騎手の印】

◎(3)ドウデュース

○(8)オーギュストロダン

▲(14)スターズオンアース

★(12)ソールオリエンス

△(4)ジャスティンパレス

△(7)シンエンペラー

△(9)チェルヴィニア

△(10)ドゥレッツァ

 ◆木之前 葵(きのまえ・あおい)1993年7月10日、宮崎県三股町生まれ。31歳。13年4月に名古屋でデビューし、昨年2月に女性騎手3人目の地方通算500勝達成。

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