優勝争いは琴桜と豊昇龍、事実上2人に絞られる ともに勝ち、1敗で首位を守る

琴桜(左)が上手投げで隆の勝を下す (カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲九州場所13日目(22日・福岡国際センター)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、東前頭6枚目・隆の勝(常盤山)を上手投げで下し、1敗を守った。隆の勝は3敗に後退した。

 大関・豊昇龍(立浪)は、新大関・大の里(二所ノ関)をとったりで下し、1敗を堅持した。大の里は5敗目。

 西前頭3枚目・豪ノ山(武隈)は、関脇・霧島(音羽山)を押し出し、10勝3敗。霧島は7敗目。

 関脇・大栄翔(追手風)は、西前頭4枚目・欧勝馬(鳴戸)を押し出し、7勝目とした。

 小結・若元春(荒汐)は、東前頭4枚目・美ノ海(木瀬)を押し出し、勝ち越した。

 東前頭3枚目・阿炎(錣山)は、西前頭16枚目・尊富士(伊勢ケ浜)をはたき込み、10勝目。

 1敗で首位は琴桜、豊昇龍の2人となり、この2人の直接対決が残っており事実上、優勝争いは2人に絞られた。

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