琴桜、豊昇龍、隆の勝の3人が1敗を守る 2敗に大の里ら5人が追う展開に…大相撲九州場所9日目

大の里(右)は若元春を寄り切って2敗を堅守した(カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲九州場所9日目(18日・福岡国際センター)

 新大関・大の里(二所ノ関)は、小結・若元春(荒汐)を寄り切り、7勝目を挙げた。

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭4枚目・欧勝馬(鳴戸)を押し倒して、勝ち越し、1敗を守った。

 大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭4枚目・美ノ海(木瀬)を上手投げで、勝ち越しを決め、1敗を堅持した。

 関脇・霧島(音羽山)は、西前頭3枚目・熱海富士(伊勢ケ浜)を押し出し、3勝目。

 関脇・大栄翔(追手風)は、東前頭3枚目・阿炎(錣山)に押し出され、4敗目。阿炎は7勝目。

 東前頭6枚目・隆の勝(常磐山)は、同8枚目・狼雅(二子山)を突き落とし、勝ち越し。1敗をキープした。

 東前頭15枚目・阿武剋(おうのかつ)=阿武松=は、西前頭10枚目・宝富士(伊勢ケ浜)にはたき込まれ、2敗目。宝富士は7勝目。

 西前頭16枚目・尊富士(伊勢ケ浜)は、同12枚目・佐田の海(境川)をはたき込み、7勝目。

 1敗で首位は、琴桜、豊昇龍、平幕の隆の勝の3人。2敗は、大の里、平幕の阿炎、宝富士、阿武剋、尊富士の5人となった。

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