新濱立也、W杯開幕戦へ闘志「僅差の戦いになる」

前日練習を行った新濱立也

 スピードスケートのW杯第1戦は22日、長野市エムウェーブで開幕する。今季のW杯開幕を前に出場選手は21日、会場のリンクで最終調整を行った。男子500メートルで日本記録保持者の新濱立也(高崎健康福祉大職)は「僅差の戦いになるのは間違いない。その中でしっかり上位で戦えるように準備したい」と意気込んだ。

 今季は初戦の10月の全日本距離別選手権(長野市エムウェーブ)で500メートル、1000メートルの2冠。前週の四大陸選手権(青森・YSアリーナ八戸)は500メートルが3位、1000メートルは2位に入った。今年3月に腰椎骨折の大けがを負ってからの復帰過程で上々の滑り出しを見せたが、主戦場の500メートルのタイムは2戦で34秒55と34秒82。「一発が出せてない。その一発を出せる能力を取り戻さないといけない」と、爆発力を今後の課題に挙げた。

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