小島良太「あの時のワクワクはずっと大事にしている」 5年ぶり長野開催のW杯へ決意
スピードスケートのW杯第1戦は22日、長野市エムウェーブで開幕する。今季のW杯開幕を前に出場選手は21日、会場のリンクで最終調整を行った。22年北京五輪代表で地元・長野市出身の小島良太(エムウェーブ)は「続々と海外選手も入ってきて、全日本の時とはまた違った雰囲気でエムウェーブがにぎわっている。自分も頑張りたいなと気持ちが高ぶっている」と表情を引き締めた。
長野でのW杯開催は5年ぶりだ。前回2019年は小島にとって、W杯デビューを果たしたシーズン。男子1000メートルで6位に入るなど奮闘した当時を「子供の時に観客席で見ていたリンクに、まさか自分が立つとは思わなかった。あの時のワクワクはずっと自分のキャリアの中でも大事にしている」と感慨深そうに振り返った。
今大会は500、1000、1500メートルの3種目で代表に入り、500メートルは2本実施されるため、3日間で計4レースを滑る。「生まれ育った長野市、所属先でもあるエムウェーブでこういう舞台が開かれることをとてもうれしく思うし、感謝の気持ちでいっぱい。3日間4レース、そこでいい背中を見せて、子供たちや観客の皆様にどの滑りでも戦ってるんだなというのを印象付けたい」と誓った。
11/21 14:59
スポーツ報知