初の東大出身力士・須山 新幕下場所を1勝6敗で終える「力が足りなかった。今日も前みつが取れなかった」

漣(右)に送り出しで敗れ1勝6敗で場所を終えた須山(カメラ・今西 淳) 

◆大相撲 ▽九州場所千秋楽(24日・福岡国際センター)

 東大初の力士で、東幕下34枚目・須山(木瀬)が、西幕下37枚目・漣(伊勢ノ海)に送り出されて6敗目を喫した。

 先場所は三段目で6勝を挙げて、初の幕下昇進を果たしたが、今場所は1勝6敗に終わった。「力が足りなかっただけ。今日も前みつが取れなくて、上体が上がった。突っ張らなくていいところを、突っ張っているので」と振り返った。

 来場所は三段目からの再スタートが濃厚だが「幕下に戻れるように、来場所に向けて稽古をしていきたい」と来年以降の逆襲を誓った。

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