【ジャパンC】オーギュストロダンが芝コースを雄大なフットワークで疾走 オブライエン調教師「東京に向いていると思う」

東京競馬場の芝コースで追い切ったオーギュストロダン(カメラ・池内 雅彦)

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=11月20日、東京競馬場

 ジャパンCがラストランのG1・6勝馬オーギュストロダン(牡4歳、アイルランド・Aオブライエン厩舎、父ディープインパクト)は、来日後初となる東京競馬場の芝コースで軽快な動きを見せた。ダクでコースを半周すると、残り1400メートル標識からスピードアップ。跳びの大きなフットワークでぐんぐんと加速し、直線は馬場の真ん中を馬なりで駆け抜けた。走り切ったあとも息は乱れず、心肺機能の高さも示した。

 Aオブライエン調教師は「とても馬は居心地良さそうでリラックスした雰囲気で走れていましたし、乗っていたレイチェル厩務員も『とても感触が良かった』と言っています。厩舎に戻ってからパトリック助手も満足していて、みんなハッピーです」と声を弾ませた。

 ヨーロッパの馬にとっては課題となる東京の高速馬場にも「ストライドがとても大きいので、向いていると思う」とキッパリ。G1・400勝トレーナーが送り出すディープインパクトのラストクロップは、万全の態勢だ。

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