日本ボクシングコミッションが東洋太平洋連盟の本部国に、 創立76年で井上尚弥&拓真兄弟やパッキャオら歴代王者輩出

OPBFの日本移管に向けた会議に出席したJBCコミッショナーの萩原実会長(前列中央)ら(JBC提供)

 日本ボクシングコミッション(JBC)は20日、この日からJBCが東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)本部国となったと発表した。オーストラリアからこの日付で移管された。本部国就任は8度目。会長には萩原実・JBCコミッショナーが就任。事務局長はJBC執行理事の安河内剛氏がつとめる。

 JBCは今後の方針として、(1)OPBFタイトルの活性化(2)OPBFタイトルの海外での普及(3)女子ランキングの整備(4)Webの充実、SNSの活用(新しいウェブはhttps://opbfboxing.com)としている。

 OPBFは1952年、日本、フィリピン、タイによって創設された。現在はWBC傘下の地域タイトルとして2階級4団体統一王者・井上尚弥、前WBA&元WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)暫定王者・井上拓真(ともに大橋)、世界6階級制覇王者マニー・パキャオ(フィリピン)ら多くの世界チャンピオンを輩出した。現在の加盟国は、日本、フィリピン、韓国、タイ、豪州など15の国・地域。

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