ホリフィールド氏が耳をかみちぎったタイソンの画像や動画をＳＮＳ投稿 「君の耳だ」「私の耳だ」

　プロボクシング元ＷＢＡ、ＷＢＣ、ＩＢＦ世界ヘビー級＆クルーザー級の２階級３団体統一王者イベンダー・ホリフィールド氏（６２）が１８日（日本時間１９日）、自身のインスタグラムで元世界３団体統一ヘビー級王者マイク・タイソン（５８）＝ともに米国＝との３度目の対戦を熱望！？　ホリフィールド氏は２人の写真を並べて「ＴＨＥ　ＴＲＩＬＯＧＹ（三部作）　ＴＹＳＯＮ　ＶＳ　ＨＯＬＹＦＩＥＬＤ」と書かれた画像とともに「ファンが望んでいる」と投稿した。

　米メディアの「ブリーチャー・リポート」はこの日、ホリフィールド氏のインスタを紹介したが、タイソンは「三部作目は我々の友情だ」などと話して対戦に興味がなさそうだと伝えている。タイソンは１５日、テキサス州アーリントンでユーチューバー兼プロボクサーのジェイク・ポール（米国）と１９年ぶりの公式戦となる８回戦で対戦し、判定負けしたが、ホリフィールド氏はタイソンを激励に訪れる動画をインスタにアップしている。

　両者は１９９６年１１月９日に初対戦。ホリフィールド氏が１１回ＴＫＯ勝ちしたが、翌９７年６月２８日に再戦。この試合でタイソンはホリフィールド氏の右耳をかみちぎる暴挙に出て反則負けとなったが、なんと、ホリフィールド氏は４日前にタイソンが登場する動画をインスタにアップ。タイソンがホリフィールド氏の家を訪れ「申し訳ない、イベンダー。これは君の耳だ」と言って、小箱を手渡す。ホリフィールド氏が「私の耳だ」と言うと、タイソンは「ホルマリン漬けにしておいたんだ」と一言。ホリフィールド氏が両手を広げて２人は抱き合うというもの。すでに１３００万回以上も再生されている。ファイトマネーが約３１億円と海外メディアでは報じられた“復帰戦”は、かつてのライバルも“刺激”した！？