竹田麗央、シーズン最高2億5913万16円獲得も「稼いだ実感はあまりない」 次週は同一年メジャー3冠へ

18番、ホールアウトし、同組の呉佳晏(左)とハグを交わす竹田麗央 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス 最終日(17日、愛媛・エリエールGC松山=6575ヤード、パー71)

 前週、初の年間女王を決めた今季8勝の竹田麗央(ヤマエグループHD)は5位から出て4バーディー、ボギーなしの67で回り、通算17アンダーの3位となった。年間獲得賞金は2億5913万16円で、20―21年の統合シーズンに稲見萌寧が記録した2億5519万2049円の最高記録を更新した。「今年は本当にたくさん優勝できた。来年からアメリカに行くので、その経費とかに当てられるかなと思う。稼いだ実感はあまりないですね」と笑った。

 次週の今季最終戦、JLPGAツアー選手権リコー杯(21日開幕・宮崎=報知新聞社後援)を勝てば、国内メジャー3冠を達成。同一年のメジャー3冠なら、2018年の申ジエ以来、2人目の快挙となる。「メジャー大会はみんな頑張りたいと思うので、その中でまた優勝できたら自信になる。来週も頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。

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