森泰斗騎手の電撃引退に同期の戸崎圭太騎手が思い出を語る「自分とは対照的だった」

　船橋競馬の森泰斗騎手が１１月１５日、同月２５～２９日の地元開催を最後に引退すると電撃発表。地方競馬教養センターで６７期騎手候補生として、しのぎを削った同期の戸崎圭太騎手＝美浦・田島俊明厩舎＝が１６日、東京競馬場で取材に応じ、思いを語った。

　報道で引退を知ったという戸崎騎手。「ちょっと寂しい気持ちはありますけど、そのうちかなとは思っていました。彼なりのタイミングで引き際を決めたのでしょう」と感慨深げな表情を浮かべた。

　思い出を聞かれると「厳しい学校生活を乗り越えてきた仲間ですからね。僕は真面目で優等生なタイプで、泰斗はやんちゃだった。対照的だなとずっと思っていました。ただ、馬乗りは抜群にうまかったですよ」とキッパリ。「今後の人生が楽しみですね」と、地方通算４４３１勝を挙げる“盟友”へエールを送った。