新入幕・獅司が連勝スタート 初日の取組には懸賞がつかず ウクライナの母からまさかの“物言い”
◆大相撲 ▽九州場所2日目(11日・福岡国際センター)
東前頭16枚目・獅司(雷)は館内の360度から万雷の拍手を浴びた。西前頭17枚目・武将山(藤島)得意の突き押しをあてがい、チャンスを伺った。長いリーチを生かし、右をのぞかせて左上手も十分で、一気に寄り切り。取組後は「捕まえられたのが良かった」と笑顔で振り返った。
勝ち名乗りを受けて手刀を切り、この日の3本の懸賞(手取り1本3万円)を大事そうに受け取った。初日に新入幕初白星を挙げると、部屋に帰ってすぐにウクライナの母・マリアさんへ電話を入れた。ネット映像で記念星を見届けた母から「おめでとう。頑張って」という祝福の言葉。続けて「何で懸賞金が来なかったの?」と、まさかの“物言い”を受けた。あいにく初日の取組には懸賞がついておらず。仕切り直しで3本の懸賞を受け取り「ネットバンクで送る」と笑みを浮かべた。
11/11 20:49
スポーツ報知