プロ9年目、山内日菜子が逆転Vでシード落ち危機を回避 昨年3月以来の通算2勝目でうれし涙「来年もツアーを戦える」

通算14アンダーで優勝を飾った山内日菜子(カメラ・相川 和寛)

◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 最終日(10日、千葉・グレートアイランドC=6769ヤード、パー72)

 4位から出たプロ9年目の28歳・山内日菜子(ライク)が5バーディー、ボギーなしの67と伸ばし、通算14アンダーで逆転優勝を飾った。昨年3月に地元で制したアクサレディス宮崎以来の通算2勝目。今季は前週まで、トップ10入りが1回(ゴルフ5レディスの2位)でメルセデス・ランク73位とシード獲得(50位以内)圏外にいたが、シーズン終盤で“土壇場力”を発揮し、来年末までのシードが確定した。

 2打差の12アンダー2位に安田祐香(NEC)、辻梨恵(大和証券)が入った。

 山内「最後まで優勝できるとは思っていなかった。(17番で)入った瞬間、自分でも鳥肌が立った。QTに行く準備をしていたが、来年もレギュラーツアーを戦えるので、うれしい。3勝目を目指して頑張ります」

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