体操男子日本代表の監督を務めた水鳥寿思氏に静岡市が市民栄誉賞を授与

静岡市民栄誉賞を受賞した体操日本代表前監督の水鳥寿思氏(右、左は難波喬司市長)

 静岡市市民栄誉賞授与式が8日、静岡市役所で行われ、体操男子日本代表の監督を務めた水鳥寿思氏(44)に贈られた。同賞は漫画家のさくらももこ氏以来2人目。難波喬司市長から賞状を手渡された同氏は「静岡市最高の賞と聞き、感激します」と、あいさつした。

 水鳥氏は2004年アテネ五輪団体で金メダル獲得に貢献。13年に歴代最年少32歳で男子日本代表監督に就任した。任期中の五輪、世界大会で計54個のメダルに導いた同氏は「大谷選手が54本の本塁打を打ってすごいっと思っていたら、我々も12年間でそんなに取っていて、改めて選手を誇らしく思います」と、話した。

 来年4月から日本体操協会の統括本部長に就任する。日本オリンピック委員会の理事として中長期戦略プロジェクトリーダーも務める。

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