【もちの木賞】1番人気クァンタムウェーブが無傷2連勝 西村淳也騎手「力は上だと思っていました」

もちの木賞を制したクァンタムウェーヴ(手前、カメラ・石田 順平)

 11月3日の京都9R・もちの木賞(2歳1勝クラス、ダート1800メートル、12頭立て)は、単勝1番人気のクァンタムウェーブ(牡、栗東・松永幹夫厩舎、父ナダル)が、4角手前から前に進出し、2着馬とのマッチレースを制して2戦2勝とした。勝ちタイムは1分51秒6(重)。首差の2着に7番人気のロードラビリンス(ミルコ・デムーロ騎手)、さらに2馬身半差の3着に2番人気のマテンロウブレイブ(藤岡佑介騎手)が入った。

 西村淳也騎手は「いい馬です。すごくいい馬。力は上だと思っていましたし、前(2着馬)が相手だと思っていました」とポテンシャルの高さを評価した。

 松永幹調教師も「上手に、流れに乗って競馬をしてくれた。2着馬も相当強い。この時計ですから。最後までしっかり脚を伸ばしてくれました。今後はオーナーサイドと相談してですね」と笑顔だった。

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